Pythonでの関数 その3

今回は、任意の数の引数を受け取る場合の関数について説明します。

この、「任意の数の引数を受け取る」仕組みは、「可変長引数」と言います。

引数を可変長引数にするには、関数定義の引数名の前に「*」(アスタリクス)を付けます。

定義としては以下のようにします。

def funcExam(*number):

この関数を呼び出すには、

funcExam(4, 5, 6)
funcExam(7, 8, 9, 10)

と記述します。

ひとつ例をみてみましょう。

def func_print(*number):
    for n in number:
        print(n)

func_print(1, 2, 3, 4)

可変長引数のnumberから順番に値を取り出してnに格納して、print文で表示させています。

結果は、
1
2
3
4
となります。

もうひとつ例を見ましょう。

def allSum(*number):
    sum = 0
    for n in number:
        sum += n
    return sum

num = allSum(1, 2, 3, 4, 5)
print(num)

これは引数の総和を求める関数です。
numberからひとつずつ取り出してnに入れ、sumという変数に加算していってます。
最後にreturn で sum を返しています。

これを実行すると、
15
と表示されます。

 

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