関数って何? という方もいるでしょう。
今までの中で説明してきた、print() は関数です。
これはPythonの標準ライブラリに用意されている関数です。
今回は、自分で定義できる関数、というものを説明します。
関数とは、、、
ある特定の処理をひとまとまりにしたもののことです。
Pythonではdefに続いて関数を宣言します。
基本構文は以下の通りです。
def 関数名():
処理
引数と戻り値を使用した構文は以下の通りです。
def 関数名(引数1, 引数2…):
処理
return 戻り値
引数とは、このデータを使って処理してください、と関数に受けわたす値のことです。
戻り値とは、関数から結果として返される値のことです。
関数のタイプを大きく分けると、以下になります。
①引数のない関数
②引数のある関数
③戻り値がない関数
④戻り値がある関数
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①引数のない関数
まず、引数のない関数をみてみます。
def helloWorld():
print(‘HelloWorld’)
helloWorld()
これを実行すると、 HelloWorld と表示されます。
②引数のある関数
次は、引数のある関数をみてみます。
def add(a, b):
print(a + b)
add(5, 2)
引数に、aとbがあります。
add(5, 2)では、aに5が、bに2が引き渡れて、print文の中で、加算されて表示します。
つまり、これを実行すると、7 と表示されます。